【連載】 世界の親孝行 ~vol9イスラエル~

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ブログ「かぞくのとき」では、ひとりひとりの家族に触れることで、あなたにとっての家族を見つけて欲しい。という思いで、家族にまつわる記事を発信しています。
そして、この【連載】世界の親孝行では、世界各地の親孝行について紹介していきます。

連載第9回目の国は、イスラエルについてです!
イスラエルは「砂漠の国」、「ユダヤ人の国」など様々な印象があるかと思います!
イスラエルの家族はどのような関係を築いているのでしょうか。
具体的に家族関係や、親孝行の仕方などを詳しく見ていきましょう!

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家族第一!イスラエル家族

「命の大切さ」が「家族第一」の価値観をつくる

イスラエル家族は生活の中で家族を第一に考える特徴があります。
残業はほとんどなく、就業時間はなんと15時~16時台。
寄り道をすることもなく、すぐ帰宅し晩御飯の準備や保育園に子供がいる場合はお迎えをします。
日本では父親が残業をしている間に、母親が家で子供の面倒を見る家庭も未だ多くあります。
しかし、イスラエルでは物価が高いことから共働きが非常に多く、もちろん、父親も家事に参加するのが一般的。
また、母親だけではなく父親も産休を取り、平等に家族との時間を過ごせるようにしています。
週末は家族と必ず過ごす習慣があり、その時間は家族で食事を楽しみその日あったことを楽しく話します。
このように、イスラエル人は仕事よりも家族との時間を優先します。
では、なぜ家族を大事にするという考えが生まれたのでしょうか?
様々な理由がありますが、長い歴史の中に理由があるという節があります。
イスラエルでは、ユダヤ教徒が約80%を占めています。
そのユダヤ教徒はホロコーストで家族を失い迫害された過去や、近隣諸国との紛争などにより家族と平和に過ごすことが許されなかった歴史があります。
その歴史背景から、家族との時間を優先的に考え大事にするようになったと言われています。
日本より紛争の多いイスラエルですが、なんと2021年の「世界幸福度ランキング」では12位。
日本を上回る高い順位です。
家族との絆の深さが幸福度をあげているのでしょうか。

 家族全員で子育てをするイスラエル家族

世界的に少子高齢化が進むなか、イスラエルでは平均三人以上の子供を産みます。
また、イスラエルでは共働きが一般的で男性も家事に参加する文化があります。
しかし、いくら共働きだとしても三人以上の子供を両親だけで見るのはやはり大変なことには変わりないでしょう。
イスラエルでは子育てのためにできるだけ両親の家の近くに住み、子育てサポートを受けることが一般的。
そして、両親に子供を預け夫婦でデートをしたり旅行に行くことも。
どうしても両親に手伝ってもらえない場合は、ベビーシッターに預けることもあります。
イスラエルでは高校生もベビーシッターのアルバイトをすることが多く、日本と違って他人に子供を預けることに抵抗がありません。
近隣住民も子供が泣いていたら温かく声をかけたり、ベビーカーを運んであげる光景をイスラエルでは見られます。
夫婦同士だけではなく、地域全体で一緒に子育てをするのがイスラエル流の子育て方法なのでしょう。

家族と過ごす「シャバット」

シャバットとは?

イスラエルでは、「シャバット」という大事な日があります。
シャバットとは、毎週金曜の日没から土曜の日没までの休息の時間のこと。
神様が天地創造の7日目に休息を取ったことからその日は、「すべての人が何も行ってはならない」と決めたという由来があります。
シャバットの日は労働者が働かないので、公共交通機関やショッピングモール、スーパーも閉まり、あらゆる労働者が家の中でゆっくり家族と過ごします。
そのため、金曜日の日没までに週末の食事の準備やお買い物を済ませておきます。
携帯電話なども使えないので、週末に友人と連絡を取ることができません。
そのため、週末友人と会う場合は金曜日の日没までに予定を合わせておく必要があります。
このように、イスラエルのシャバットの日は労働者がしっかりと休むことが徹底されています。

シャバットの日の家族との過ごし方

では、シャバットの日は家族とどのように過ごすのでしょうか?
まず前述した通り、金曜の昼までに土日家で過ごすためのお買い物を済ませておきます。
準備ができたら、白い服を着て女性が安息日の祈りを捧げます。
金曜の日没後は家族で食卓を囲み、楽しく過ごします。
土曜日はお祈りをした後に家族と散歩をすることも。
お店が閉まっているので外食をすることはありませんが、お弁当を作って家族でピクニックに行くこともあります!
自然を満喫しながら、家族との絆をシャバットの日に深めるのです。
シャバットの日は携帯やPCを一切使うこともできませんが、イスラエル人は家族との時間を満喫しているようです。

イスラエル家族の親孝行の日「家族の日」

イスラエルでは母の日や父の日がなく、「家族の日」という記念日が2月にあります。
元々この日は「母の日」だったのですが、1990年に「家族の日」と改名されました。
「家族の日」は、家族間の絆を深めるための日として知られています。
改名された後から母親だけではなく、もちろん父親にも感謝の気持ちを伝えます。
では、この日はどのような親孝行をするのでしょうか。
子供が親に物をプレゼントする場合は、お花をあげたり日頃の感謝の想いを綴ったプレゼントカードを渡します。
また、イスラエルのお店では、「家族の日」が近づくと美術館、博物館などでも家族向けのイベントを開催します。
そのためプレゼントをあげるだけではなく、子供が家族全員で一緒に過ごす時間を作ることもあります。
週末は「シャバット」がありお店が開いていないので、平日の夜に家族と外食しながら特別な時間を過ごすことが「親孝行」になっています。
子供が社会人になっている場合は、「家族の日」に両親をレストランに連れていることも。
両親にとってこの日は特別な日になりそうですね!

まとめ

①イスラエル家族は「家族第一」の考えを持っている
☛家族との時間を過ごすたため、仕事は15時00分~16時00分に終わらせ家に直帰
☛イスラエル家族は過去に紛争があり家族を失った歴史があり、その危機感から家族を大事にする文化が根付いている
②イスラエル家族は両親だけではなく、親族や地域全体で子育てをする
③イスラエルでは週末にシャバットという日があり、その日は家族とゆっくり時間を過ごす
☛家族と食卓を囲み楽しく過ごす、お祈りや散歩、自然のなかでピクニックをすることも
④イスラエルには、「家族の日」という記念日がある
☛この日は、子供が親にプレゼントをあげたり、レストランに連れていったり家族との絆を深めながら一日を過ごします

今後の連載でも色々な国を見ながら、それぞれの国の良い親子関係を見つけていきます。
次回もまた他の国を紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね!

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