子供の小学校の授業で、自分史(生まれた時から今現在まで)を作成する授業がありました。
我が子の授業を経験し、子どもや自分だけではなく「家族」の歴史についても調べてみたいなと思うようになりました。
自分の知っている家族だけではなく、先祖の歴史を知っていますか?
今回は先祖の歴史を知ると何が起こるのか、について説明していきます。
目次
あなたの家族について
「あなたの家族はどんな家族ですか?」
弊社では「かぞくのとき」で、これまでたくさんの人達に家族とは、親孝行とは、色々な話を聞いてきました。
人に歴史ありではありませんが、家族にも歴史があるということで、本人たちは些細な話と思っているかもしれません。
しかし、聞いている(読んでいる)側からすれば、思ってもいないようなことがあって、深いなぁと思っています。
お話を聞いた人たちが言われるのが「家族のことを考える時間を作ることで、改めて家族について考えて、家族を大切にしよう、親孝行しよう」という気持ちになったという人が多いです。
家族について考え直す時間に繋がり、家族と向き合うきっかけづくりに「かぞくのとき」「家族バトン」がなってくれれば嬉しいです。
誰にでも歴史がある
ここで紹介した人達だけに、特別な出来事や歴史があるわけではなく、この記事を読んでくれる皆さんひとり一人にも歴史があります。
身近な人であれば、子どもや配偶者などの歴史を知っていますか?
子どもであれば、生まれてから今現在までのことは覚えていることも多く、知っていることもたくさんあるでしょう。
しかし、配偶者の歴史を知っていますか?出会ってから今現在までならば、何となくわかっていても、それ以前の出来事などは分からないかもしれません。
知らなくても一緒に暮らしていくことはできますが、知っていることで相手のことを更に理解することができるのです。
そして一番に知ってほしいと思うのが、親の歴史です。
年代によっては戦争なども経験しているかもしれません。
戦後の大変な時代をどのように過ごしてきたかを知ることで、自分が生きていることがいかに幸せであるかを実感できるでしょう。
普段は仲が良さそうには見えない親だとしても、あなたが生まれた時に感じた想いや願いを知ることもできるはずです。
親の歴史は自分の歴史でもあるので、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、聞けるチャンスは少ないので、チャンスがあれば聞いてみてください。
その時に、親だけではなく先祖の歴史についても調べてみるのも面白いものです。
私の祖父は、戦時中には珍しい運転手の仕事をしていました。
戦中の運転手なので、政治家や著名人を乗せることもあったそうです。
それが縁か分かりませんが、祖父の葬式の時には当時の総理大臣の供花がありました。
(総理大臣に直接繋がりがあったわけではなく、秘書さんと繋がりがあったようです)
町中が大騒ぎしたのを、幼いながらも覚えています。
楽しい歴史、悲しい歴史、いろいろな歴史を知ることで、家族の意外な一面に触れるきっかけができるでしょう。
歴史を知ることは、家族について考えな直すきっかけになる
自分、家族、親、祖先、歴史を聞いたり調べたりして知ることは、家族のことを考える時間を作るきっかけになります。
意外な一面を知ることで、さらに愛着を感じたり愛情が生まれたりするでしょう。
驚くこともあるかもしれません。
知った情報(歴史)を元に家族史などを作ることをオススメします。小学2年生の授業で行われる「自分の歴史」。
実際に自分が生まれた時のことや、親の気持ちを知ることで子ども達は、生まれてくることを楽しみにしてくれていた親の気持ちや、自分の名前の由来などに込められた愛情を知り、さらに家族への愛や感謝の気持ちを持つことができます。
誰も知らなかったことを知る
そして家族の歴史を知ることは、誰も知らなかった出来事を知るきっかけにもなります。
私の祖父が巡り巡って当時の総理大臣との繋がりがあったことなど、私たち家族も親族も知らなかったことでした。
私の祖父は物心ついたころには、既に入退院を繰り返していたので、ちゃんと話をした記憶がありません。
なので、戦時中の話も、普段の話も聞くチャンスはありませんでした。
亡くなった後に親から話を聞くことで、祖父の偉大さを再確認することになり、自慢の祖父になりました。
まとめ
家族の歴史を知ることは、今まで自分の知らなかった一面を知るチャンスになります。
逆に自分の歴史も、他の家族にとっては知らなかったことや驚く内容となるかもしれません。
そのような家族の歴史を弊社ではおまとめするサービス「家族の本」「故人の本」があります。
知っているようで知らない家族の歴史、残しておきたい出来事などを弊社でまとめて1冊の本にすることができます。
弊社ではこれからも、家族について伝えていきたいと思っております。
家族は楽しいだけではないかもしれません。
それでも家族とは楽しいものだ、そんな気持ちを皆さんが持ってくれればいいなと思っております。
家族や親孝行とは無縁と思っていましたが、結婚し子どもが生まれると親と親孝行がとても大切なものなのだなと思うようになりました。
なかなか面と向かって親孝行や家族に感謝するのは恥ずかしく感じることもありますが、恥ずかしがらずに親孝行していきたいと思っています。
まずは家族も親も元気が一番!ですね。