外出の自粛やテレワーク、慣れない生活の変化に少しは慣れたでしょうか?
最初こそ家族で過ごす時間が増えて嬉しく感じていた人も、思ったように過ごすことができない不安や苛立ちを感じているかもしれません。
楽しいことがあるからこそ、家族との時間が有意義なものになるのであって、楽しいことを見出せなければ、憂鬱な時間となってしまいます。
この記事では、年代別・家族構成別のコロナ禍での過ごし方について紹介します。
目次
コロナ禍での家族との関わり方
家族と過ごす時間が増えたことはプラスと考えて良いことですが、それも自粛が始まった頃の話になるのかもしれません。
自粛期間が延びていくことで、多少なりの変化がどのご家庭でも起きているようです。
自粛生活をプラスと捉える人は
「働き方について考えるタイミングとなった」
「家族の大切さを改めて考えられる時間が作れた」
「人間関係の煩わしさから開放された」
などと思っているようです。
逆にマイナスに感じている人は
「家族が毎日顔を突き合わせる分、些細なことで揉めるようになった」
「家事のの負担・光熱費の増加しても給料が減っているのでストレスが増えた」
「なかなか実家の親に会えないので体調面などを心配してしまう」
現実的な不安を感じていることがほとんどです。
不安と感じている場合には何が不安か、そして改善方法などはないのでしょうか?
小さな子どものいる家庭の場合
小さなお子さんのいるご家庭では、コロナ禍での子育てに不安を感じている人も多いはずです。
はじめての子育てであればその不安は私たちが想像する以上でしょう。
コロナ禍ではなくても、子育てで不安を感じることはとても多く、友達と会って相談することで不安を解消することが可能でした。
その場所もない状態では今まで以上に不安を感じて苦しい気持ちとなってしまうかもしれません。
家族が側にいるのであれば、1人で解決をしようとせずに誰かを頼れる環境を作りましょう。
子どもと一緒に明るくなれるようなことを積極的に行うことで、多少は気持ちが前向きになるはずです。
学校に通う子どものいる家庭
学校生活にも規制が多く、今までのような学校生活を送ることができなくなりました。
授業内容の大幅な変更校外学習の中止学校行事の変更や中止など
楽しみがなくなった・学校生活を送る理由が分からない、そんな子ども達も増えています。
授業内容もタブレット端末を利用した授業が増え、感染対策が徹底されていますが、クラスメイトと協力して問題を解決するという機会が減っています。
距離を置くことを求められている学校生活では、新たな出会いを求めることが難しくなり、新入学生などは学校に馴染むまでの時間がかかる傾向があるようです。
学校生活のさまざまな規制に疲れを感じてしまう子どもが増えているので、家庭では少しでも抱えている不安や悩みを解消できるような対応を心がけてください。
夫婦のみの家庭
夫婦のみの家庭では、2人の時間がさらに増えているのではないでしょうか?
以前であれば仕事・趣味・外出等で1人の時間も十分にあったと思いますが、コロナ禍で自粛することが増え、家に閉じこもりきりとなってはいませんか?
1人の時間が減ってしまうことでストレスを感じてしまう人も多く、他者とのコミュニケーションが減ることに対して不安を感じてしまうかもしれません。
コロナ禍で増えた「非対面」の状況もストレスを感じてしまうでしょう。
これらの理由によってささいなことでトラブルを起こしてしまうこともあります。
2人の時間以外の時間をそれぞれが作り、1人なる時間をお互いが尊重するようにしていくことが必要です。
高齢者のみの家庭
今まで頻繁に来てくれていた子どもや孫・親しい友達が、コロナ禍によって疎遠になってしまい、寂しい日々を送っているかと思います。
若い時に比べて行動範囲が狭くなっったうえで、自粛によって近くへの外出もためらっているかもしれません。
周囲との交流が極端に減ることで、体力の低下・認知症の発生の可能性が高ってくるので、家の周囲の散歩・近くのスーパーへの買い出し・家族との連絡をマメに取るなど、意識して生活を送るようにしましょう。
独身・単身者の家庭
コロナ禍での自粛・仕事の変化、遠方の家族への帰省の取りやめによって、極端に人との増え合う機会が減ってしまうのが、独身・単身者ではないでしょうか?
1人での暮らしは自由であり、好きな時に好きなことができる環境でした。
今は自由にすることも制限され、もしも感染した場合はどうすれば良いのかと不安を抱えているでしょう。
家族や頼れる人との連絡を取るようにしておくと、不安を解消することができるはずです。
まとめ
コロナ禍で私たちの生活は大きく変化しました。
家族と過ごす時間が増えた分、今までの当たり前だった生活が出来なくなっています。
自由ではない生活ですが、この生活のなかで私たちは心と身体の健康を守りながら暮らしていくことが求められています。
離れた家族であれば、連絡をマメに取り、自由な時間が少なければ自由な時間をくれるようにする、学校生活などは学校と協力をして子ども達が楽しく学校生活送れるような手助けをしてください。
どのように生活環境が変化しても、家族という関係が崩れることはありません。
マメに連絡を取り合うこと・家族がお互いを尊重した生活を送ることに気遣いながら、また以前のような生活が送れるようになるのを待ちましょう。

家族や親孝行とは無縁と思っていましたが、結婚し子どもが生まれると親と親孝行がとても大切なものなのだなと思うようになりました。
なかなか面と向かって親孝行や家族に感謝するのは恥ずかしく感じることもありますが、恥ずかしがらずに親孝行していきたいと思っています。
まずは家族も親も元気が一番!ですね。