親や身近な人に対して、どうしても素直になれない時期がありませんでしたか?
反抗期の私自身のイメージは、ちょっとしたことでキレて暴れる・家出をする・両親が警察に子どもを迎えにいく…明らかに昭和の反抗期のイメージです。
家族の関係も昔とは変わり、反抗期に対する考え方や実際子どもの反抗期の態度も変わってきています。
反抗期の子どもと親の関わり方を私の思い出と共に紹介します。
目次
反抗期を迎えるだろう我が子(息子2人)を見て思うこと
子どもが生まれてまず最初に私が思ったことは「男の子だから反抗期もあるだろうし、いつかは離れていくものだ」と意識することでした。
どんなにかわいくていとおしい存在でも、いつかは離れていく、そのことを常に忘れず、その間の過程も受け入れるようにすることを心がけています。
長男は現在小学5年生。
ありがたいことに第一次反抗期を楽に乗り越え、今現在も私が悩むほどの反抗をしたりすることはありません。
勉強面には難ありですが、友達関係が本当に良いので友達に助けられて今の息子の良さが作られているのだと思っています。
次男は今年小学1年生になりましたが、小さく生まれて成長ゆっくりさんなので、周りよりも何事も遅れておりまだまだ幼さがあります。
これから第一次第二次反抗期を迎えていくのだと思いますが、兄との違いに葛藤すると思うので、次男の方がきっと反抗期は激しいだろうなというのが親の予想です。
かつて反抗期があった自分はどうだったのだろう
子ども達は男の子、私は女性、反抗期に対する態度も考え方も違うとは思いますが、物凄い反抗期とはいえませんが、私の反抗期はどうだったのだろうか?と思い出してみました。
父親との関係
昭和のお父さんである父親は平日は夜遅くまで働いて、休日(日曜日しかありません)は家でお酒を飲んで寝ているイメージがあります。
疲れていたせいもありますが、遊びに連れて行ってもらった思い出はなく、私自身も父親に甘えた記憶がありません。幼稚園の運動会に1度参加してくれたなという程度の記憶です。
父親も私にあまり興味関心がなかったのか、積極的に関わることはなかったので、父を意識することはあまりありませんでした。
(実際に母親に確認すると参加してくれていたようですが、私の記憶としては残っていないようです)
母親との関係
逆に母親が父親の分までいろいろとしてくれたので、私の思い出は母親と弟との思い出しかありません。
男勝りな女性で手先も器用、何でもできて頭の回転も速かった母。
何かを頼めばすぐ実行してくれて、父親の存在を掻き消してしまうような人です。
母親とは思春期に衝突した思い出もありますが、今では何でも話し合える関係です。
母親とは似たもの母娘・そっくりな外見なので、自分を見ているようで嫌になったり反抗したりしていたのかもしれません。
息子VS私(母親)はきっと自分が思っているのと違うはず
以前、長男に「いつかは反抗期が来て、お母さんのいうことも聞かなくなる日がくるんだよ」という話をした時に、長男は「たぶん反抗期なんて来ないよ」といってくれました。
なんていい子なんだ(そんな子に育てたつもりはない)と思ったりしましたが、今現在私を常に困らせる(忘れ物の常習犯)存在である長男が反抗期になっても、そんなに変わりはないのかもしれないと思いました。
気疲れと心配はそれはもう…とグチりたくなるくらいです。
反抗期のスタートは男の子で10歳・女の子で11歳といわれていますが、人によってスタート時期も異なります。
反抗期前までの子どもと関係によっても反抗期の度合いが変わるといい、反抗期もなく大人になっていく子も少数ですがいます。
反抗期は家庭内だけではなく、学校や友達・周りの人に対する態度の変化などもありますので、家庭では気づかないこともあるはずです。
反抗期は心の成長時期でもあり、反抗期を全否定することは良くないと思いますが、反抗期で親の言うことを聞かない状態であっても、ダメなものはダメという基本は伝えていく必要があります。
反抗期は何をいってもダメと思うのではなく、伝わらないと分かっていてもこちらの意見は伝えておくことが大事です。
反抗期だからと諦めてしまっては、お互いの理解を深めることもできなくなってしまいます。
反抗期を迎えるだろう息子達へ
偉そうなことを書いていますが、これから反抗期を迎える息子と向き合うために、自分自身に言い聞かせてみました。
これから反抗期を迎えるだろう(本人はそのつもりはないらしい)息子達には
大人になる準備の1つが反抗期、親としてはその成長が寂しく思うこともあるけれど、成長してほしい気持ちもあるので反抗期が来たら歓迎するよ、あまりに酷い場合には嫌になってしまうかもしれないけれど、落ちついたら今まで以上の親子になれると思うので、反抗期を経験して成長してほしい
と伝えたいなと思っています。
こんな格好いいことはきっと本人達には言える気がしませんが、反抗期はあるものだということを前提に子どもとは向き合っています。
まとめ
反抗期を迎える子どもに対する気持ちと、自分の反抗期の思い出を紹介しました。
街中を歩いていても最近の親子は思春期でも仲良くしている事が多く、反抗期というものがなくなりつつあるのかな?と思ったりもします。
我が子とも今の時点では仲の良い関係です(時には叱ったりもします)。
反抗期がなく大人になってしまうのもちょっと寂しいかもしれませんが、子ども達が時代に合った成長してくれれば良いと思います。
家族や親孝行とは無縁と思っていましたが、結婚し子どもが生まれると親と親孝行がとても大切なものなのだなと思うようになりました。
なかなか面と向かって親孝行や家族に感謝するのは恥ずかしく感じることもありますが、恥ずかしがらずに親孝行していきたいと思っています。
まずは家族も親も元気が一番!ですね。