家族の機能とは。家族の役割は変化し続けている。

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コロナ禍で家族と簡単には会えなくなり、家族のことを考えるようになったという人が多くなったのではないでしょうか?

今までは嫌ではなくても有り難さも感じていなかった親や兄弟が、かけがえのない大切な存在だとやっと気づいたというところだと思います。

家族という形は人間が登場してから今現在まで形や大きさを変えながら続いています。

今では考えられない家族のあり方でも、昔は当たり前ということがほとんどです。

家族という形がどのように変わってきたのか?そしてこれからの家族のあり方について紹介していきます。

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大家族から核家族へ


大昔・弥生時代では、身分の高い人などは4~5人・一般身分の人でも2~3人の妻を持つ一夫多妻制であったといわれます

今のように子どもが生まれても、今ほどの治療ができずに亡くなってしまう可能性がとても高かったので、家を継ぐ者がいないということにならないように、子どもが多くなり大家族となっていきました。

家族の人数は減少していきましたが、親・子・孫などで構成される大家族の形は今でも続いています(一夫多妻制は既にありません)。

日本において核家族が取り上げられるようになったのは、第二次世界大戦後からですが、実際には戦前から核家族は日本各地に存在していました。

そもそも大家族・核家族の定義とは

  • 大家族…親・子・孫・それ以外の血縁関係にある親族が同じ屋根の下にくらしていること
  • 核家族…親と子のみで形成されている(夫婦のみでも同様の呼び方をする)

であり、昔であれば子どもが成長して結婚した後も共に暮らしていくという形が当たり前でしたが、今現在は子どもが成長すると独立をしてそのまま新たな家庭を作ることが増えたことが、大家族から核家族に家族構成が変化した理由となります。

昔の家族のあり方


武士が活躍していた時代は職業選択の自由がなく、「家業を継ぎ、それを継承する」ことが重要でした。

家業を継ぐ者がいない家は領地などを取り上げられてしまうこともあったので、跡継ぎ問題はとても重要でした。

しかし、昔は生まれた子どもが跡継ぎとなるまで成長できるかも分からない時代だったため、嫡男(跡継ぎとなる長男)だけでは家がこれからも続いていくか不安です。

そのために子どもを多く生み、時には親族が家業を継ぎ、継続をさせていました。

今の家族の在り方とは違って大家族は「会社」のようなものだと考えてください。

戸主・長男が社長であり、その子供や共に住む親族は社員のようなものです。

社長がいなければ会社は成り立たず、社長(戸主)の同意がなければ結婚も引っ越しもできません。

社長に従わない者はクビ(離籍)とすることもできました。

このくらい強い立場であった戸主には「家族を養う」という役割がありました。

昔は一家の大黒柱として家長(父親)が家族を養うことが一般的だと言われていましたが、最近では主夫の方も増えてきて、家族の形は変わってきたようですね。

今の家族のあり方


戦後以降、家族構成の半数が核家族世帯です。

人口が増加して親と同居する必要がない子どもが増え、その子供が家庭を持つために核家族が増えていきました。

この形は戦前および最近までの世帯構成の在り方で、最近は世帯構成も変わってきています。

全世帯における核家族の割合は戦後から変わりがありませんが、夫婦のみの核家族の割合が倍になり、単独世帯が倍以上に増えて大家族世帯が戦後から比べると1/3ほどに減少しています。

これは、親世代の夫婦のみの世帯の増加と子世代や親世代でも一人暮らしをする人が増えていることが理由です。

世帯数の変化は生き方の選択肢が増えてきたことと、家族の機能が変化してきていることを表しています。

これからの家族のあり方


核家族であっても定期的に親世代と交流をすることで、家族間の関係が崩れることはありませんでした。

しかし、新型コロナウィルスの影響で直接会うこともままならぬ状態になってしまいました。

今までの家族の形が機能していない状態です

会えないことで互いの心配もしますし、高齢の親などの場合には体調を心配してしまうでしょう。

会うことができないことが、心の距離までも遠くしてしまっているようです。

トンネルの中を抜けさ出せない状態なのか、すでに光が見えているのか、私たちには判断ができませんが、今までような家族の関りができるのか新しい家族との関係が生まれるのか?それぞれが考えていくことがこれからの私たちには必要になっていきます。

はっきりとした光が見えるまでは、寂しいですがマメに連絡を取るようにし、お互いの気持ちを確認しながら過ごしていきましょう

まとめ


家族の在り方についてご紹介してきました。

昔は、家族というよりも「家」を守るために大家族でいる必要があったといっても過言ではありませんでした。

次第にその必要もなくなり、親と子の関係・家族の在り方も変わってきました。

コロナ禍になり、自由に会うことができなくなったことで、家族について改めて考える時間ができたのではないでしょうか?

会えない時間で、これからの関係性を見直して、新たな関係を作り上げていきましょう。

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