親孝行をやりたいと思う人がいる反面「親孝行をどのようにやるのか分からない」「親孝行をする必要性が分からない」という人もいます。
大昔から親孝行は大切であり、子どもは親を敬うことの一つとして親孝行を行うことが大切であるといわれてきました。
大昔ほど親孝行を義務としているわけではありませんが、親孝行はやらないよりはやった方が良く、親に感謝をしたい人は親孝行をしてほしいというのが私たちの考えです。
親孝行が分からない、そんな人が1人でも減るように親孝行のやり方を紹介します。
目次
親孝行って何をするの?
親孝行を辞書で引くと
という意味が出てきます。
出典:goo辞書
辞書を確認しても曖昧な表現であり、何をするのかが分かりません。
裏を返せば、親孝行にはルールなどはないのです。
これをしないと親孝行にはなりませんということはなく、親に対して自分がやりたいことをすれば「親孝行」をしているということになります。
本来は悩むものではないのです。
しかし、大昔から辞書には書かれていない、親孝行のルールのようなものはあります。
- 長兄は家督を継ぐ
- 家督を継いだものは家族(親も含む)を養う
- 子どもは親を敬う
核家族化でルールも既に機能していない部分もありますが、親孝行な子どもが行うべきものとして受け継がれています。
必ず守らなくてはいけないということではありませんが、親が求めている親孝行の1つだと理解しておく必要はあるでしょう。
親孝行には成功も失敗もない
答えのない親孝行、自由にしていい親孝行であっても、何をすればよいのか決められないはずです。
それは自分の良いと思うことが、親にとって喜ぶことなのか考えてしまうからです。
親の気持ちを考えて親孝行をすることは、一番大事なことであり、分かりやすい親孝行になるでしょう。
しかし、自由にして良い親孝行なので、自分が今一番親にしてあげたいことをするという気持ちが一番大切です。
その時、親孝行には成功も失敗もありません。
もし、親の求めている親孝行とは違うことが分かったとしても、子どもの親を想う気持ちが伝われば思っているような親孝行ではなくても嬉しいものです。
喜ばれるものだけが親孝行ではないし、親が喜ばなくてもよい親孝行だってあるのです。
親を第一に思うことは大事ですが、その部分だけに捉われる必要はありません。
親孝行とは親を知ること
しかし、親孝行が分からないというのは「親のことが分からない」ということが理由の1つになっています。
親の好きなもの、親が求めているもの、これらを理解していれば完全に喜ぶことを親孝行として行うことができなくても、何をして良いか分からないということはなくなります。
親を知っていくことで、親の考え方や好みを理解することはとても大事です。
親のことって思っているよりも知っていることは少なく、こんなことが好きだったのか!ということも少なからずあるものです。
理解を示さないから分からないのではなく、親のことは分かりにくいのです。
なぜならば、親は自分よりも年が上であり、自分が知ることができない生まれる前までの歴史があるからです。
親が自分を産む前までのことは、知るチャンスが少ないので、分からなくても仕方がありません。
親孝行とは家族を知ること
親のことは分かりにくいと言いましたが、それは家族のことを知らないということにも繋がります。
親の兄弟や親、親戚のことを知っていますか?
親のルーツにも繋がるものであり、詳しく知っているという人は少ないでしょう。
家族の繋がりを知ることで、何を考えているか、どのようなことを求めているのかを知ることができます。
親の家族を知ることは、簡単なことではないかもしれません。
話を聞くことでコミュニケーションを図ることにもなり、親子関係も深まります。
親孝行は何かをするだけではなく、親子時間を作ることも親孝行だと私たちは考えています。
まとめ
親孝行ってどうやるの?という疑問へのお答えをまとめました。
親孝行を難しく考えるから親孝行に悩んでしまうものですが、親のこと、家族のことを理解することで、親孝行が分かりやすく何をするべきかの答えが出てきます。
親の喜ぶことだけをやればよい、と思わずに自分が親のためと思うことを少しずつやっていくのが本当の親孝行ではないでしょうか?
家族や親孝行とは無縁と思っていましたが、結婚し子どもが生まれると親と親孝行がとても大切なものなのだなと思うようになりました。
なかなか面と向かって親孝行や家族に感謝するのは恥ずかしく感じることもありますが、恥ずかしがらずに親孝行していきたいと思っています。
まずは家族も親も元気が一番!ですね。