突然ですが質問です。
「あなたの家族はどんな家族ですか?」
急に質問されても答えられないかもしれません。または即答できるでしょうか。
家庭の数だけ家族の形はあり、似ていてもその関係性は異なります。
これまで、たくさんの家族の話をお伝えしてきましたが、そこで分かった「家族が良好な関係でいるためのポイント」をご紹介します。
これから新しい家族を築いていく方も、今よりももっと素敵な家族にしたいと考えている方にも、参考になる内容です。
目次
家族とは近くにも遠くにも感じられる存在
さまざまな理由により、生まれ育った家から出て暮らしてみると、いままで暮らしていた家の家庭環境、家族関係について改めて気づくことがたくさんあります。
そして、家族との関わり方を考えることができます。
もし、今まで親に頼りっきりであれば、親に頼らず自力で頑張ってみるのも良いでしょう。
一旦離れてみて、家族について考える時間を作ってみると、より有り難みを感じることができるはずです。
家族は気持ち次第で遠くにも近くにも感じることが可能です。でも、家族はあなたとどんなに離れていても、近くにいることを忘れないでください。
あなたの家族はどんな家族ですか?
ここで最初の質問に戻りましょう。
「あなたの家族はどんな家族ですか?」
この質問に不正解はなく、答えは人の数だけ出てくるはずです。
「父親が寡黙な人なのですが、母親が明るく元気で家族を引っ張ってくれる人です。バイタリティのある人で、犬小屋から自宅の増築工事までもしていました。母親がいるから家族が笑っていられ、母親を中心にできていると言っても過言ではない、そんな家族です」
と答えます。
母親が大怪我で入院した時は、家にカビが生えてしまうかと思うほど、ジメジメとした毎日を過ごしました。
母親あっての我が家だと思っています。
明るい家庭、厳しい親のいる家庭、家庭環境が複雑だったり大家族、いろんな家庭があるはずです。
確かに家庭環境として最悪な家庭もあると思いますが、その場合はこれから自分が作り上げていく家庭の環境を良くしてください。
理想の家族とは?
理想の家族、テレビを見ていると「この芸能人の家族は理想の家族ですね」などと言われる家族がいます。
確かに見ていてうらやましくなるような親子・夫婦関係であれば、理想にしたくなります。
しかし、理想というのは実際の自分にはちょっと叶えられない部分があったりして、自分が理想の家族を築いていけるかというと難しいかもしれません。
または自分が過ごしてきた家庭環境が悪かった場合、理想の家族を思い浮かべることが難しいと感じるはずです。
劣悪な環境で暮らしてきて、理想の家族など思い浮かばないという人もいるでしょう。
それだから良好な家庭関係を築けないということはないので、これまで暮らしてきた家庭環境や家族関係を見直して、自分がいいなと思う家族を目指してみるのも良いですね。
家族が良好な関係でいるための5つのポイント
家族関係が良好になるためには、どのようなことが大切なのでしょうか?難しいことは考えずにできることを5つ紹介します。
気軽に話せる
思春期になると親や他の家族と話すことが恥ずかしいと感じるかもしれませんが、思春期を乗り越えたら、気軽に話せる関係になることが大切です。
家族で話せる環境があるのは、良好な家庭関係を築くためには大切になります。
共通の話題がある
気軽に話せる関係になるには、共通の話題があると良いものです。
趣味や興味があるものが近いと、話が盛り上がります。
我が家の場合、父親と共通の話題が作れず困っていますが、母親とはお互いの好みを理解して話したりしています。
意見が言える
子どものうちは難しいかもしれませんが、社会人になる年齢になれば親に対して意見が言える関係でいることも必要です。
親だから言いにくいということもあるかもしれませんが、意見をいうべき場ではきちんと伝えられる関係も大切になります。
思いやる気持ちを持つ
家族でなくても、相手を思いやる気持ちは大切です。
しかし、家族になると雑になるわけではありませんが、思いやる気持ちを忘れてしまいます。
家族だからまぁいいや、それくらい大丈夫かな、と思わずに、思いやる気持ちを持つようにしてください。
ある程度の距離感も必要
常に一緒にいる=良い家族である、と思われますが、お互いにいい年齢になってしまうと、相手を尊重することも良い家族関係でいるためには必要です。
適度に距離感を保ち、お互いに不快な気持ちにならないような関係でいることが良い家族関係に繋がります。
まとめ
良い親子関係、家族関係に大切なポイントをご紹介しました。
これが絶対に正しい家族関係だ!というものはありませんが、お互いが気持ちのよい関係でいられるための5つのポイントを理解し、良好な関係になってもらえれば嬉しいです。
完璧ではなくても、気持ちがあれば良好な家族関係になれるでしょう。
家族や親孝行とは無縁と思っていましたが、結婚し子どもが生まれると親と親孝行がとても大切なものなのだなと思うようになりました。
なかなか面と向かって親孝行や家族に感謝するのは恥ずかしく感じることもありますが、恥ずかしがらずに親孝行していきたいと思っています。
まずは家族も親も元気が一番!ですね。