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<プロフィール>
・名前:K.A
・年齢:19歳
・所在地:東京
初めまして。K.Aと申します!茨城県水戸で生まれましたが、育ちはバリバリの東京です。笑
現在、看護大学1年生で看護を学んでいます。その後は、大学院に進み助産師になりたいと思っています。趣味はAAAやSKY-HIの音楽を聞くことです。特技はマッサージです。今回、取材していただいた中で両親との繋がりを改めて認識することができたように思います。もし、お時間が大丈夫であれば、エピソードを一読していただけると嬉しいです!
Q.どんなご家族ですか?
父、母との3人家族です。2人とも仕事熱心だと思います。母は情緒的でよく笑い話します。一方、父は優しいのですが、無口で少し不器用なタイプです。家族で出かけることは、少ないので、中学生の頃に3人で行ったUSJがすごく楽しかったことが印象に残っています。コロナの影響で、リモートで授業や仕事が増え、以前より家族間でのコミュニケーションが強く増えました。
Q,ご両親について教えてください。
母は、私と性格がすごく似ています。笑なんでもゲラゲラ笑ってしまうタイプです。仕事熱心で、助産師として働いでいますが、休日も「患者さんのため」と研修に自費で参加して、その技術を仕事に生かしています。ただ、情緒的な部分も多く昨日と言っていることが違うということも多々あります。以前、「いつも迷惑かけてごめんね。(学費を払うために仕事をかけ持ちしてくれています。)」と言ったら「私が好きなことをことをしているだけだから大丈夫」と言ってくれていたのですが、別日に「こんなに大変なのに。」と言われてしまうこともありました。 父は、今まで挨拶をしても相槌くらいで返してくれないほど無口なタイプでした。そのためずっと「怖い」という印象も持っていました。ただ、小中高と授業参観には毎回出席してくれていて、女子校に進学した時も変わらず、参加をしてくれた時は嬉しかったことを覚えています。(そう考えると両親から愛されていたのだなと思います笑)
Q.幼少期から現在までのご家族との関係性を教えてください
幼少期は、母にずっと抱っこをおねだりする甘えん坊だったと聞いています。1つのことに集中するのが得意で、セミの抜けがを大量に集めて、母親を絶叫させてしまったこともあります。笑 保育園に入ると、両親が忙しかったため、地域のサポーターと呼ばれる方にお世話になっていました。小学生の頃は、周りからどう思われているかを気にしない子でした。よく天然と言われるタイプでしたね(笑)納得はしてません!笑 ピアノや水泳など習い事をさせて頂いてましたが、両親がいなくても休まず通い続けていました。何事も最後までやるという習慣はこの頃に身についたものだと思います。小学5年生くらいまで、サポーターさんや友人の家でご飯を食べさせてもらうなど、お世話になることが多かったです。ただ、自分の居場所がないように感じてしまい、自宅でお留守番をすることにしました。当たり前ですが、その頃から「寂しい」と感じることが増えたなと思います。
中学校に入学するタイミングで、友人とトラブルがあり、それをキッカケに人間不信になってしまいました。その頃から、人の目を気にするようになったと思います。両親の帰宅時間が遅くなることが多く1人でいる時間が増えたので、塾に通って寂しさを紛らわしていました。この頃も、3人で出かけることは特になかったと思います。3人が家にいる時も別々の部屋で過ごすような感じでした。父親が挨拶を返してくれなかったり、テストで悪い点数を取ると冷たい目線を送ってくるようになり、この頃から父に対して「怖い」という印象を持ち始めました。母と話していても、父が帰宅すると会話がピタッと止まることもありました。
Q,お父さんとの関係はその後どうなって行ったんですか?
高校生になってからは、勉強に積極的に取り組みました。この頃から、父親の対応が少し変わってきたなと思います。高校1年生の最後のテストで、学年1位を取った時に初めて「よく頑張ったね。」と褒めてくてました。ただ、怖いイメージはまだ少し残っていました。それが払拭されたのは、高校3年生の時です。新型コロナウイルスの影響でリモート授業が増え、家事をするようになりました。また、「おはよう。」や「行ってらっしゃい。」など何気ない挨拶も積極的にし続けました。本当に少しづつですが、父親も返事を返してくれるようになりました。さらに、「最近学校はどう?」と話しかけてくれるようになり、徐々に怖いイメージは払拭されていきました。今では、外出する時に「何か買うものある?」と声をかけてくれたり、挨拶も率先してしてくれるようになりました。また、私だけでなく母親とのコミュニケーションも増えたと思います。
Q.両親との思い出のエピソードを教えてください
大学入試での出来事が、印象に残っています。共通テストで手応えがなく、もうだめだと諦めて投げやりになっていた時に、「まだ終わってないでしょ。結果が出てないのに投げ出すのは良くないよ。今諦めたら、これまで何もやっていないのと同じになっちゃうよ。」と本気で叱ってくれました。周りの方々は、「また次の入試で頑張ればいいじゃん!」と励ましてくれていたので、真剣に向き合ってくれたように思い、凄く嬉しかったです。
Q.どんな親孝行をしたいですか
したいことは2つあります。
1つ目は、健康な状態で生きていること。2つ目は、初任給で美味しいご飯をご馳走することです。その時感謝の気持ちも伝えたいと思っています。(もちろん日頃から伝えることも大切ですが。汗)ただ、それをする前には、このように家族との思い出を振り返ると、自分でも忘れていたことを思い出すことができ、両親に対する感情が変化することがあります。

横浜市立大学4年休学中の須藤唯です。
2021年12月より学生向けサービス開発をインターンとして関わらせていただいています。みなさんの「家族のカタチ」を教えてください!
「親孝行」についてまだまだ知らないことばかりですが、みなさんに良いサービスが届けられるように活動していきます。
よろしくお願いします!