「あなたにとっての家族とは?」
様々な「家族観」に触れることで自分の「家族観」を見つけていく家族孝行バトン。
今回は僕の友人であり、弊社サービスの「家族のはなし」サービスを利用していただいた衣鳩さんにインタビューをさせていただきました。
彼と家族の話をしたのは約2年前で、それからお互いのライフスタイルは変化しました。
改めて、「家族観」は年を重ねることでアップデートされていくんだな。ということを知ることが出たインタビューになりました。
目次
自己紹介
お名前:衣鳩 裕介
生年月日:1989年9月14日
出身:茨城県神栖市
職業:補助金申請サポート https://www.le-on.jp/
就労移行支援事業所COCOCARA 事業責任者
家業:カシマ洋ラン園 https://kashima-youran.com/
どのような家庭で育ちましたか?
自由気ままなに育ててくれる家庭環境だったと思います。
欲しいゲームがあったら、駄駄を捏ねきれば買ってもらえる。みたいな笑
悪知恵が鍛えられた感覚があります。
一つ上に兄が居て、いつも喧嘩していましたね。
兄と本を順番に読むなど出来なかった(我先にと喧嘩スタート)ので、2個買ってもらったりしていました。今になって思えば、喧嘩を止める労力より、本一冊の経費を使った方が生産性が高かったのかなと。笑
スポーツや趣味なども、自分がやりたいと思ったことは何でもやらせてもらえた印象です。
サッカーを始めたり、突然バスケを始めたり、また突然テニスに切り替わったり。趣味でもスケボーやギター、原付バイクなどなど、色んな事にチャレンジさせてもらったと思っています。
勉強も凄く応援してもらえたので、遊び呆けていた状態から切り替えて、成果を出せたと思っています。
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんも一緒に住んでおり、家族6人と犬、猫、鳥に亀と賑やかな家庭だったと思います。
どのようなお祖父ちゃん、お祖母ちゃんでしたか?
お祖父ちゃんは厳格で、昔気質な感じでしたね。
「しっかりとしろ」という躾は、お祖父ちゃんから強く影響を受けていると思います。
うちのお父さんは甘っかたので(笑)
お祖母ちゃんは優しさとご飯とお小遣いの3点セット揃っていました(笑)
兄弟喧嘩したりお母さんに怒られたりした後は、お祖母ちゃんに助けを求めにいってましたね。
いつも優しくて、味方で居続けてくれるお祖母ちゃんが大好きでした。
家族の大切さを感じる瞬間は?
僕は30歳なんですけど、30年を振り返ると僕は良い感じに育ってきたなと自分で思います(笑)
「育ててくれてありがとう」と思ってますし、この有り難さはこれからも段々増えていくだろうなと思います。
家族の大切さは社会に出て感じることが増えましたね。
お母さんが昔から僕に良い教えをくれていたんですよ。
「人の話はちゃんと聞きなさい」とか。
「お金をちゃんと貯めなさい」とか。
「相手の事を考えなさい」であったり。
当初は大したことはないと思ってたけど、20代から個人事業主になって、目上の人達が伝えてくれる内容と同じようなことを、お母さんからも言われ続けてるなと感じるシーンが多々あったんです。
周りの人からの言葉では「なるほど」と思って納得していても、お母さんからの言葉だと何故か納得しようとしていない自分が居ました。
30歳になった今振り返ると、お母さんは良い教えをくれていたんだなと思います。
大切にしたい家族との思い出は?
鴨川シーワールドに行った時ですね。
家族で旅行に行くのが初めてだったので嬉しくてはしゃいでいたら、ホテルのベッドの脚のところに小指ひっかけて、パックリと切ってしまって。そのまま救急病院に行ったのを覚えています。
怪我したけど今でも記憶に残っているから大事にしたいですね。特別な思い出です。
あの頃は、「家業の花屋は一日ぐらい休んでも大丈夫だろう」と思っていましたからね。
でも青い鳥さんに作っていただいた家族史の中で、親が「旅行に中々連れて行ってあげれなくて申し訳なかった。花のハウスの温度が気になるから行けなかった」と話をしていて、「だから旅行に行けなかったんだ!」と今になって知りました。
家族史のおかげで知っているようで知らなかった親のことを知ることが出来ました。
知ったことで純粋に感謝できるようになりましたね。
子供時代に印象に残っている思い出
ゴルフとキャッチボールですね。
お父さんが庭でゴルフの素振りをやっていて、遊んでもらいたくて行ってましたね。
ただ素振りをしているだけなんですけど横で見てました。
キャチボールではお父さんから「手首のスナップが甘いね」と言われていました。
だから今でも手首のスナップには自信がありますね(笑)
親が褒めてくれたことって自信に繋がると思います。
「やれば出来るもんな」って親に言われ続けてきたから、今でも心の底からやれば何でも出来ると思ってますね。それでやってみて出来たことがたくさんありますから。
親が僕のことを誇りに思ってくれているという、絶大な安心感もあります。その安心感があるからこそ、沢山の事に挑戦できてるんだと感じています。
家族とやりたいことリスト
4人で2泊3日で旅行に行きたいですね。
兄ちゃんが運転して伊豆に温泉にいきたいです。
あと、実家のリフォームをしたいです。
同世代の方へのメッセージ
「親の言葉ってすごい残ってるよ」と伝えたいですね。
30代って子供が生まれてる人も、これからの人も多くなる年代だと思います。
親同士の会話で「褒めてくれていたり、勉強が出来るようになった、運動が出来るようになった」という会話は嬉しいですよね。そして記憶に残ります。
それが大人になって自分自身への自己肯定感が高くなることに繋がると思います。
だからこそ子供へのメッセージを大事にしていきたいですね。
大事にしていたら良い世の中が生まれると思います。
株式会社青い鳥(https://aoitori.family)
代表取締役 中村 昌史
福岡県宗像市出身
「親孝行」を通じて世の中の家族に幸せを運ぶ事業を行なっている。