「あなたにとっての家族とは?」
様々な「家族観」に触れることで自分の「家族観」を見つけていく家族孝行バトン。
今回はこの企画の主催者でもある、株式会社青い鳥の代表取締役・中村昌史さんにインタビューをしてきました。
日本で一番親孝行に携わっている中村さんの家族観や、親孝行のビジネスや企画を行なっている理由。
そしてこれからしていきたい親孝行など、興味深い話の数々…
家族のあり方に悩んでいる人や、何が親孝行なのかわからない!という人必見のお話です。
ぜひ奥深い親孝行の世界に触れてみてください。
目次
自己紹介
お名前:中村昌史
生年月日:1989年10月15日
出身地:福岡県宗像市
職業:株式会社青い鳥 代表取締役
家族構成:父、母、兄
なぜ親孝行のビジネスを始めたのですか?
大学進学を機に一人暮らしをしたことで、親のありがたみを感じたことがきっかけかな。
こう見えても僕は反抗期が凄かったんだよ(笑)
だからこそ親の大切さというのを人一倍痛感して、親孝行しようって思ったって感じだね。
それまで親には全然関わってなかったこともあって、最初は何をすればいいかなんてわからなかったけど、とりあえず大学の夏休みと冬休みに帰省して親と話す機会を増やしてみたら、いつの間にか仲良くはなってたよ(笑)
親孝行に触れたのはそこから。
親孝行の仕事をやってみてわかったけど、本当に親孝行をする、または親孝行をお手伝いするって素晴らしいことで、この仕事はどんなに辛くても一生涯続けられるな〜と思う。
お客さんの親孝行を手伝う時、一番気を付けていることはなんですか?
しっかりお客さんと、お客さんの親御さんにインタビューをして、その人に合った親孝行を見極めること。
やっぱり人の性格に正解がないように、親孝行にも正解はないんだよね。
だからこそ、そこは一番気を付けている。
結局親孝行をする上で一番大切なことは、親を知ることなんだよ。
例えば僕の事業のひとつで家族史を作るというものがあるんだけど、その真意は、
「家族や親のことを知ってこれからの親孝行につなげて欲しいっ!」という思いがあるからなんだ。
では、今までで一番ユニークだった家族はどんな家族でしたか?
このメディアでも記事にさせてもらった「衣鳩さん」の家族かな。
両親のパワーバランス、いばっち(衣鳩さん)の幼少期の話、どれをとっても物凄くユニークで温かい家庭だった。
お父さんが焼酎をお茶っぱで割って飲んでいたり、お母さんが「ご飯食べて行きなさい!」って言ってくれて寿司を頼んでくれたり。
家族インタビューをさせていただいた日はそのまま泊まらせていただいたのですが、翌朝の朝食がめちゃくちゃ豪勢な手料理で感動しましたね。
もう話出したら止まらないな(笑)
でももちろん仕事上で印象に残っていることも多くてね。
家族史を作らせてもらった後にいばっちが「親が大好きだ」って言ってたことや、
親御さんが家族史を「家宝にする」と言ってくれたことは本当に嬉しかったな。
そんな衣鳩さんの記事は下のURLから!
https://wp.me/saQ5rJ-story19
逆に中村さんはどんな家庭で育ちましたか?
衣鳩家に負けないぐらい明るい家庭だったよ(笑)
祖父母含めて6人家族だったんだけど、コミュ力が高過ぎてあざとい母親と、営業力が強くて詐欺師って職場で言われている父親。(笑)
結構家族での思い出も多くて、一番印象深いのは僕が上京した時に家族で行った東京旅行かな。
東京をぶらぶらしたり、横浜中華街を回ったり、夜中に兄貴と横浜の夜を遊びに行ったり凄い楽しかった記憶がある。
兄貴とはずっと仲良くて、僕が会社を創った時に起業のお祝いに「社長になるんだから良いスーツを来た方がいいよ」と言って、オーダースーツをプレゼントしてくれましたね。
そんな中村さんがした1番の親孝行はなんですか?
いろいろあるけど、大晦日にプロカメラマンに家族写真の撮影を依頼したことかな。
明るい家庭ではあったけど、父親と祖父の仲があまり良くなくて、全員揃った家族写真とか撮ったことなかったんだよね。
だから家族写真を撮ってあげたいな〜と思って、大晦日に母親の協力も貰って、ちょっと無理やりだけど撮影したんだ。
でも、その時は嫌々参加してた祖父も、余命いくばくになった時にはその写真を「家宝になった」と言ってくれて、「親孝行して本当に良かった」と思いましたね。
もしかしたら親孝行は少し強引なぐらいがいいのかもね。
これからしてあげたい親孝行はありますか?
これもいろいろあるんだけど、一番は日本一周クルーズ・飛鳥に両親を乗せてあげたい!
日本全国の観光スポットやフォトジェニックな場所を何週間もかけて回る結構有名なツアーなんだけど、本当に凄いツアーで、このクルーズに乗せてあげることが一つの夢になってる。
これから親孝行を始めようとしている方に一言お願いします!
これは下手なこと言えないな…責任重大だ(笑)
やっぱりいろんな理由で、親孝行をやりたくてもやれない人が世の中にはいる。
だから「絶対に親孝行をしろ!」なんていうのは正解じゃないのかも知れない。
でも、親孝行をすることで幸せな未来が広がるのは事実。
それはこの事業をやってきて確信している。
だからこそ、親孝行をすることが幸せにつながると思って行動しているし、
生涯やり続ける為に親孝行をサポートする会社を創った。
親が亡くなったときに、何も恩返しができなかったってものすごく後悔する人が居るんだけど、
そうならないためにも、やりたいと思った時にやることをオススメします。
これが一番大事だと思うよ。
うまく話せてるかな?(笑)
東京都文京区出身、大学一年生
株式会社青い鳥インターン
学生団体トガリ隊(pupa)運営
日本の学生をトガらせるために活動中