「あなたにとっての家族とは?」
様々な「家族観」に触れることで自分の「家族観」を見つけていく家族孝行バトン。
今回は青い鳥でインターンシップをしているスタッフに「家族観」についてインタビューを行いました。
インタビューは相手のことを知ることが出来るコミュニケーションの一つ。
一緒に働く仲間だからこそ相手のことを知りたいと思いますし、知っていること、知られていることで仕事のし易さが良い方に変わると思います。
仕事仲間でお互いの「家族観」についてインタビューをし合うことをオススメします。
目次
プロフィール
名前:村吉 望美
年齢:20歳
出身地:千葉県
職業:大学生
どんな家庭で育ちましたか?
やりたいと思ったことは自由にさせてもらいましたが、しっかりしないといけない感じの家ですね。「わきまえて行動する」という言葉が合っているのかもしれません。
どのようなご両親ですか?
父は明るくて変わっている人なんですよね。
父方の両親が沖縄の人で、お酒好きで陽気な家族です。
特におじいちゃんはお酒が大好きなので、プレゼントはいつもお酒。
おばあちゃんには服とか帽子をあげていますね。
父は沖縄が好きなんでしょうね。
年越しは決まってソーキそばを食べてます。
父は知識が豊富でいろんなことを教えてくれるし、知りたがってくれます。
小さい頃の私の話をよくしてくれて、いつもすごく楽しそうに話してくれます。
父の方の親戚と会うと毎回2時間くらい予定に遅れてきます。
性格も時間の流れも穏やかな感じです。
母はちゃんとしている人ですね。
しっかり(まじめ?)しているけどぬけている感じです。
礼儀や作法、箸の持ち方などには厳しかったですね。
習字や茶道も学ばせてもらいました。
子供の頃から大人の人と関わることが多かったせいか、同世代の中では落ち着いてる子だと思われていました。
母は話というより存在とか実体験とかがおもしろいです。
二人とも違った意味で面白い両親です。
家族の大切さを感じる瞬間はありますか?
大学生になって一人暮らしを始めたんですけど、最初は絶対に生きていけないと思っていたんですよ。でも実際に一人暮らしをやってみたら「意外と生きていけるんだ」ということに気付きました。
でも実家に帰ると家事はお母さんがやってくれて、改めてお母さんに感謝する気持ちが湧いてきました。
「一人暮らしをすると親の有り難みがわかる」とよく言われているのを身に染みて感じましたね。
あなたにとって家族とは?
守り合いたい存在ですね。
お父さんは中国に単身赴任で行って仕事をしているんですけど、中国の旧正月である2月は日本に居たんですよ。
その時に新型コロナウイルスが中国で流行し始めて。
「仕事で中国に戻らなければいけない」という状況になってしまって、お母さんと私はこのままお父さんが中国に行くと大変なことになるかもしれないと思いました。
その時に「今まではお父さんに守られてきたけど、守りたい」とふと思いました。
引き止めることが出来ずに中国に行ってしまったんですけど、大変なこともなく無事だったので本当に良かったです。
今までに行った親孝行で印象に残っていることは何ですか?
中学生のころからおばあちゃんに不定期で靴下をあげています。
特になんでもない日にあげるとすごくうれしそうです。
かわいい動物の靴下をあげるので靴下の動物園みたいになっていてとてもかわいいです。
よくおばあちゃんの友人からうらやましがられるそうです。
おばあちゃんの家に行ったときには、いつも私があげた靴下をはいてくれていて、
「愛用してくれているんだなぁ」と思ってとてもうれしいです。
あなたにとって親孝行とは何ですか?
私から家族を笑顔にできる手段だと思います。
これまで親は私がどんな人間に育つかわからないのに多面的に私のことを笑顔にしてくれました。
なので今度は私が親を笑顔にするために思い出づくりや支援をしたいと思います。
また、親孝行は親だけでなく自分のことを幸せにできる手段でもあると思います。
両親が喜んでくれたこと、親に対する意識の変化
高校が決まったときは私以上に喜んでくれました。
母が合格発表を見に行ってくれたのを覚えています。
私が初めて自分の努力でつかみ取れたことだったのと、両親が行ってほしいと思っていた高校だったので、すごく喜んでくれていて少し驚いたのを覚えています。
また、高校での道徳教育で親に対する敬意や感謝がすごく強まりました。
自分自身も誠実に生きていきたいという自分の軸が出来たと思います。
高校に通わせてくれた親も高校にもすごく感謝しています。
家族とのやりたいことリスト
お母さんを旅行に連れていきたいです。
国内で行ったことがない所がたくさんあるので、まずは国内旅行をしたいです。
同世代の方へのメッセージ
母方のおばあちゃんに「旅行に行きたいね」と話をしたらすごい喜んでくれたんですよ。
今まではそのような話はしてこなかったのですが、青い鳥で働かせてもらって「親孝行の大切さ」を知った時に「親孝行は出来る時にするべき」だと気付きました。
私はおばあちゃん子だったので、親よりも人生が短いおばあちゃんにまずは感謝を込めて一緒に旅行に行きたいです。
親孝行をするキッカケは人それぞれだと思いますが、親孝行したいと思える相手が居るのであれば、恥ずかしがらずにした方が良いと思います。
「いつかしようじゃなくて、今しよう」です。
株式会社青い鳥(https://aoitori.family)
代表取締役 中村 昌史
福岡県宗像市出身
「親孝行」を通じて世の中の家族に幸せを運ぶ事業を行なっている。